最近中国人が来て「
爆買い」などやってますが、
あれちゃんと意味わかってますか。
自分はちゃんと分かってなかったのでこちらでお勉強します。
まず中国人は中国の製品を信頼していません。
ですから日本製の製品は中国国内で高く売れます。
そして今日本は円安をがんばってやっており、海外から見ると製品を易く買える状態になっています。
そこで「
爆買い」を行う中国人が現れました。
その数が日に日に多くなってきます。
それを見て多くの日本人が 三( ゚Д゚) ス、スゲー!
となったんですが、これの裏をちゃんと知らないと痛い目を見ます。
彼らはただの転売屋さんです。
ちゃんと何処でなぜ買っているかを考えましょう。
駅前のドンキや電気屋で「日本製」を買ってますよね。
他では買いませんよね。
それはドンキや電気屋で買った日本製の物が「中国で高く売れる」からです。
日本に来てわざわざ中国製は買いません。
ここから重要なのですが、
銀聯カード割引を使って、
円安になった上
安売りしているドンキや電気屋で
転売価値の高い
電気製品を
免税を使って買った後(仕入れ)、それを中国に帰って
転売すれば
定価の3割増しぐらいで売れるので、日本に来て遊んで帰るお金ぐらいはすぐに稼げるんです。
だから旅行の一番最後に来ていっぱい買って帰るんですね。
実質日本にただで遊びに来ているようなもんです。
なので上記と同じ状況を作って中国人ディーラーに話をつければ普通の店でも「
爆買い」してくれると思います。この流れを知らない状況でお店に海外対応をいくらしてもお客は来ません。
あれはただ仕入れをして商品を運んでいる転売屋さんです。
普通の人を巻き込んで転売屋にしてツアーを組むという発想はさすが中国と思いました。ツアー会社は儲かるし、そして「日本に行ってただで遊べるなら最後なんでもするよ」という普通の市民もさすが中国です。
いくら海外対応してもお客が来ないのはこの流れに乗ってないからです。
一般の日本の店に「中国国内で高く売れる物」を置いて「割引、安売り」できる状態にして、ディーラーと話をつければ彼らは足を自分の店に向けてくれるでしょう。
ちゃんとその流れに乗っていれば売り上げも上がると思います。
しかし、世の中そんなに甘くないです。
ドンキや大手電気屋だからできる安売りとカード契約、これやらないといけないです。
もちろん旅行費として使うような旅行関連の所であればお金を落としてくれるでしょう。
観光産業的にはとってもありがたいですよね。あと日本の電化製品を売っている所。
普通の所には絶対落ちません。
もし円安が止まったらすぐ来なくなります、転売してもマイナスになりますから。
その点大陸の人ではなくて、台湾や香港の人をターゲットに商売したほうがまだ良いかもしれませんね。こちらの方々は「
爆買い→転売」なんてせずに、自分のお金で日本に来てるので普通のお客として一般のお店に来る確立が高いです。
中国人は「
爆買い」するけど台湾・香港の人はちまちましか使わない。
それにはちゃんと買って仕入れた後に売る所があるから成り立っているだけです。
もちろんばれたら関税をかけられるのでそうなるとマイナスですが、ちゃんと転売ディーラーは網の目をくぐってやっています。
この「
爆買い」も中国国内で日本製の重要が高い転売ニーズのある今だからできる事ですから、終わりがくるでしょう。
その前にどうこの「
爆買い」の流れに乗れるかが大切です、もし「
爆買い」されたかったら。
ちゃんと転売ニーズのある商品を用意して「
爆買い」対策をしましょう。
しっかり意味を知って、商売できるといいですね。
・中国人“爆買い”の舞台裏…転売ヤーがボロ儲け
・中国人による爆買い&転売の話
・【爆買い大陸中国】銀座の公用語が北京語に…家電から青汁、コンドームまで大量購入 「転売ヤー」も (1/3ページ)
・なぜ中国人に温水洗浄便座ウォシュレットが人気が高いのか